香川県の県議会で、ゲーム・ネット依存に対処するための条例が検討されており、1日あたり平日は60分、休日は90分といった具合にゲームをプレイできる時間を制限する条例の素案が提出された。
これらの制限について罰則規定は存在しないそうですが、子どもたちにこれらの制限を守らせることが親・学校の「責務」と記されているとのこと。
香川県では10日に委員会で素案について議論し、その後、県民からパブリックコメントを募り、その後条例案を本会議に提出することとなるそう。
www3.nhk.or.jp
そもそもゲーム依存症に対する措置として、具体的な処罰などはないものの、県が条例で親や学校側をしばるような形に本当に効果があるのか…?という疑問は抜きにしても、いろいろ「うーむ」と言わざるを得ない内容。
本当に子どものゲームプレイ時間を制限したいなら、ペアレンタルコントロール機能を親に徹底させることこそが重要だし、そうなれば条例なんかで親に強制しようとするよりも、ゲームメーカー側にシステムレベルで強制する方が明らかに効果的だよね…。
そもそも子どものいる親がペアレンタルコントロール機能をどれくらい活用しているかなど、そういった部分の調査からやるべきなのでは?
割と子どもたちしっかりペアレンタルコントロールで制限されたプレイ時間の中でゲームのプレイ時間をしっかりやりくりしてると思いますけどねぇ。
そしてNHKは「県民からパブリックコメントを募ったうえで、来月開く定例の本会議に条例案を提出する方針です」と報じているけど、パブリックコメントを募って反対されることは一切考慮していないの?提出することは決定してるの?NHKの書き方が悪いのか県の方針がそうなのか不明だけど、不安しかない…。
ちょっとでも気になった人は読者登録&Twitterのフォローよろしく!