
Rasmus Tonboe (@RasmusTonboe) | Twitter
たまにはゲーム関連以外のことも書いてみよう…ということで、今日は偶然見つけたきれいな写真をみんなに紹介するぜ!
それがこの写真!きれいな青い海の上を犬が走っている美麗写真に見えるかもしれないが、この写真にはそれ以上の深い意味が隠されているのだ。
写真を投稿したRasmus Tonboeさんは、気候変動について研究している学者のSteffen M. Olsenさん向けにこの写真をリプライで送っており、一緒に「今年の北西グリーンランドでは、海氷上の海洋係留所と気象ステーションを取り出す作業がとても難しいものでした。素早く溶けていった氷と海氷は透過度が低く、残った海氷には亀裂が入っています」と説明している。
ちなみに写真ではわかりづらいが、溶けた水の下には1.2メートルほどの厚さの氷床が 広がっており、どこに氷が広がっているか熟知している専門家ならば安全に移動できるらしい。
グリーンランドは大部分が北極圏に属しており、全島の約80%以上が氷床と万年雪に覆われているという極寒の地。暖かい季節でも気温が10度を超えることはまれで、冬の平均気温はマイナス10度からマイナス20度まで下がるとのこと。そんなグリーンランドでは、氷床や海氷が移動手段としても使用されているわけだが、それが例年にないレベルで溶けまくっていることを伝えるのが上の写真なのだ!
グリーンランドの氷床や海氷について研究している研究機関の試算によると、6月13日には20億トンもの氷が融解したそうで、これはグリーンランド全島の約40%で氷が溶けたという計算になるそうだ。なお、これだけハイペースで氷が溶けるのはこの時期にしては珍しいことだそうだが、前例がないというほどのものではないそうだ。
海外のMashableというメディアによると、北極圏は地球の中で最も急速に温暖化が進んでいる地域のひとつだそうだ!
mashable.com
研究者の中には以下のような毎年グリーンランドで溶ける氷の量(正確には面積)を比較するグラフを公開して、「6月中旬としてはスゴイ数字」と指摘する人もいる。
それでもグリーンランドで進む温暖化は気象学者たちにとってもかなり難解なものらしいぞ!
「地球温暖化」というワード自体はかなり前から耳にしていたが、遠く離れた異国の地ではこれほどまでにすさまじい変化が起きているというのは驚きだ!
みんなも人ごとと思わず、コンビニでレジ袋をもらわないなどちょっとでも環境にやさしい行動を心がけてみてはどうだろう?俺は良い感じのエコバッグを買おうと画策中だ!
難しいことわからんがヤバそうだぞ!
海の上走ってるみたいで写真きれいだ!