
SPLYZA Teams
今まさに開催中の第98回全国高校サッカー選手権。
既に青森山田(青森)、帝京長岡(新潟)、静岡学園(静岡)、矢板中央(栃木)の4校が四強に進出しており、これから大会は山場を迎えることとなる。
そんな中、目についたのがサッカーダイジェストの以下の記事。
www.soccerdigestweb.com
なんでも、四強に進出した4校のうち2校が試合を分析するためにアプリケーションの「SPLYZA」を使用しているというのだ。(ちなみに四強のうちSPLYZAを使用しているのは帝京長岡と矢板中央)
products.splyza.com
アプリは試合映像をタグ付けしたりハイライト動画を作成したりすることで、練習やスカウティングに応用できるというものらしい。
公式サイトによると帝京長岡や矢板中央のほかにも、石川県の星稜高校サッカー部や、セレッソ大阪、横浜FCといったプロのサッカーチームでも活用されているものらしい。
サッカーダイジェストの記事では矢板中央がSPLYZAをどのように活用しているかの生の声が記されている。
編集された映像は、スマートフォンでいつでもどこでも確認することができる。髙橋健二監督も、アプリを上手く活用できていることに手応えを感じているようだ。
「選手たちはロッカールームで試合の直前まで映像のチェックをしています。今年のチームは、ここ2年に比べて弱かったため、その分相手の研究を選手たちが積極的にやってくれている」
例えば、2回戦の大手前高松(香川)戦では、相手のMF滝平昴也の驚異的なロングスローの分析を徹底的に行なった。長江によると、1回戦だけでなく、県予選決勝の映像もアプリで解析し、どこまで飛ぶのか、どの選手に合わせるのか、どこにストーンを置けば効果的なのか、確認し合ったという。
ただ、この試合では矢板中央の高さを警戒した大手前高松に裏をかかれ、グラウンダーのスローインから失点を喫した。当然ながら、分析結果に頼り過ぎてしまうと、想定外の事態に対応できないというケースも考えられるだろう。
プロレベルでは最新機器を用いたトレーニングや分析などが流行して、徐々にサッカーの世界でも統計などが活用されるようになっていることは知っていたけど、まさか高校サッカーレベルでもこんな風にハイテク化が進んでいたとは…!
矢板中央の選手みたいに、分析映像を作成した経験からサッカーをプレイする側から分析する側に興味を持つようになる子もいるんだろうね~
これからより先進的なトレーニングや分析が流行していく中で、日本人がそういった第一線で活躍できることを願うばかり…。先進国で豊かなお国柄を考えたら分析とかまさに日本人が活躍しそうだけどねぇ。
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