
ヴィッセル神戸 (@visselkobe) | Twitter
2019年についに完成した新国立競技場!
そのこけら落としとなったのは、サッカーの天皇杯決勝!鹿島アントラーズVSヴィッセル神戸の試合でした。
観客動員数は5万7597人で、新国立競技場の観客席の数は6万8000席なので、およそ85%の動員率ということになります。
www.nikkansports.com
新国立競技場といえば建設前からデザイン案が実現不可能だとか予算オーバーだとかで問題となり、最終的に再コンペの後に選出された案で建設されることになったという、完成前から一悶着あった競技場です。
gendai.ismedia.jp
さらに、オリンピックでは陸上競技場としても活用するため、サッカーのピッチの周りに陸上トラックが併設されているため、日本サッカーの聖地として扱われてきた国立競技場がサッカー専用スタジアムではないという点について多くの批判が集まったことも。結局最終的に新国立競技場は球技専用スタジアムに改修される方向で調整が進んでいるらしいが、結局すべての判断はまだ決定していないみたいだ。
www.soccerdigestweb.com
そんな何かと話題な新国立競技場について、こけら落としとなった天皇杯決勝以降に興味深い記事を見つけた!これぞ日本のマスコミの光りと闇!
まずは、サッカー専用スタジアムではなかった点が、サッカー観戦にはモロに影響していると、実名で指摘する、サッカーライターの生の声をそのまま記事にしたもの。
hochi.news
サッカー取材歴17年という内田知宏氏は、率直に陸上トラックによりピッチとは「絶望ともいえる距離があった」と記しています。
元日、生まれ変わった国立で、初めて開催された天皇杯決勝を取材した。国立で取材するのは、改修に入る前の2014年3月に行われた日本代表―ニュージーランド戦以来だから、約6年ぶり。椅子も机もピカピカで無臭。陸上トラックがある競技場としては見やすい部類だが、ピッチ外を含めて、選手の声、においを感じるには絶望ともいえる距離があった。
メインスタンドを背に右手を見れば、大きなゲートがスタンドまで食い込むように設けられている。陣取った鹿島サポーターが分断されているように映り、躍動感は分断されていない逆サイドの神戸に分があったように思う。かつてサッカーの「聖地」といわれた国立と、0歳の新しい国立を比べるのは筋が違う。そうは分かっていても、サッカー専用スタジアム化が進む現代において試合を見るには十分だが、試合に入り込むには不十分。サッカー界で再び「聖地」といわれるだけの歴史を紡ぐことができるか、不安を覚えた。
これに対して、日本経済新聞の新国立競技場アゲ記事では…
www.nikkei.com
記者の責任ある声ではなく、「匿名のどこかのだれかのテイ」で、新国立競技場素晴らしい!(らしいよ)と絶賛する記事を投稿している。
競技場の完成後、初めて開催されたスポーツの公式戦。観客席からは「選手を間近に感じた」「声援の迫力がすごい」と、臨場感に満足する声が相次いだ。
東京大会の開閉会式や陸上競技などの舞台となる国立競技場。臨場感が得られるよう、観客席はフィールドを包み込むようなすり鉢状の3層スタンドの構造となっている。この日は5万7597人のサポーターが駆けつけた。
「とにかく選手と距離が近く、選手と同じような目線の高さで楽しめた」。家族で観戦に訪れた東京都板橋区の女性会社員(35)はフィールドに最も近い1階から観戦した。「ピッチの手前に陸上トラックがあると感じさせない距離感で、パス一つをとってもプレーに迫力があった」
朝日新聞は天皇杯決勝を観戦した人達の賛否両論を実名で記しています。
内容はピッチとスタンドの距離感などではなく、オリンピックの象徴としての国立競技場や内部のトイレや案内などの誘導について。
www.asahi.com
ちなみに天皇杯決勝を観戦した人たちがTwitterなどで多数新国立競技場のスタンドからの風景を写真でアップしているのでこちらも参考にしてみたらよろしいかと!
天皇杯決勝を観戦に行っているのはサッカーファンなので、かなり偏った意見であることは否定できないけども、それにしても日経新聞さん…浮いてますよ…
ちょっとでも気になった人は読者登録&Twitterのフォローよろしく!