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ポケットモンスター ソード・シールドがなぜ「互換切り」と炎上しているのかまとめてみた

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2019年11月発売予定のポケットモンスター ソード・シールドがにわかに話題だ。

E3開幕前に公開された最新情報が話題を呼んでいる…

www.hollywood7ch.jp

 

というわけではない!「ガラル地方(新作の舞台)で登場するポケモン」以外はソード・シールドでは使えないことを公式が明らかにしたからだ!

日本ではまとめサイトなどが「互換切りで阿鼻叫喚」的に煽りまくっているが、開発者のゲームフリーク(ポケモンシリーズの開発元)の増田順一さんの実際のコメントがどんなものかわからなかったので、ムービーから問題の箇所のコメントを文字起こししてみたぞ。

 

発言書き起こし(かっこ内はより読みやすくこちらで補足した文字)

※ポケモンHOMEは、ポケットモンスターシリーズとポケモンGOのポケモンたちを集めることが(できる)新しいサービスで、もちろんこのソード・シールドとも連動します。
ただし、ここで、これまでポケモンバンクのサービスをご利用いただいている皆さんにちゃんとお伝えしたいと思っていることがあります。
これまでのポケットモンスターシリーズでは、例えばサン・ムーンでは、アローラ図鑑に含まれていないポケモンも、全種類をポケモンバンクから連れてくることができました。
ハードがNintendo Switchになって、ポケモン1匹ずつに対しての表現自体も非常に豊かになりました。
もうひとつは、ポケモンは図鑑番号で言えば800を超えています。
その中で、1匹ずつ大切に(3DCGモデルの)クオリティを上げて、バトルバランスも取って、限られた開発期間の中で最新作をお届けするためにどうするかというは長い間議論を重ねてきました。
まぁ、その結果、本作から対応方針を変えることにしました。
つまりですね、ポケモンHOMEとソード・シールドの間を行き来できるポケモンを、ガラル図鑑に登場するポケモンに絞ることにしました。
図鑑の舞台に合わせて、ごめんなさい。冒険の舞台に合わせて、こだわって、登場するポケモンを決めています。
さらに詳しい話は今後の取材とかインタビューでちゃんと説明していきたいと思います。
ただあの、ポケモンバンクをご利用してくださっているファンの皆さんには、少しでもはやくお伝えしたいなと思って、本日はお伝えさせていただきました。

ポケモンHOMEは過去作のポケモンをまとめて保管できるクラウドサービス

 

該当部分は以下のムービーの25分辺りから。

youtu.be

 

増田さんは「詳細は詳しい話後の取材やインタビューで」と語っていたわけだが、さっそくファミ通がインタビューしているぞ。 インタビューの中で特に気になった発言をピックアップしてみた。

www.famitsu.com

まずはこれ。

これから先の作品ではすべてのポケモンを登場させるのは難しいという決断に至った」の部分。つまり、今後のポケットモンスターではソード・シールドと同じように過去作すべてのポケモンを使えるわけではない、とのこと。これってTREEHOUSEの時点で増田さんが言ってた内容よりもハードな内容では…!

ハードがNintendo Switchに移行し、ポケモンたちをよりきれいなグラフィックで活き活きと描けるようになりましたが、その反面、これまでと比較して開発に多くの時間が掛かるようになりました。一方で、ポケモンの総数も、新たなポケモンや既存のポケモンのフォルムチェンジなどを含めると1000を越えるようになっています。これによって、グラフィックをハードの変化に適応したクオリティーにすることのほか、バトルの面でも、新たな個性を持ったポケモンを活躍させることや相性のバランス調整をすることが非常に困難になりました。今回の決断の理由にはそうした事情があり、これから先の作品ではすべてのポケモンを登場させるのは難しいという決断に至ったのです。

今のところソード・シールドのアップデートの予定はなし。前述の通り、ソード・シールドに登場しなかったポケモンについては、別タイトルで活躍させる予定。(つまり、ソード・シールドで登場したポケモンは新作では登場しない可能性大…?)

今後のアップデート等については未定です。ただ、『ポケットモンスター ソード・シールド』には登場させられなくとも、『Pokemon Home』を介して、今後のタイトルで活躍させようとは考えています。決して、ないがしろにはしないつもりです。

 

これが日本国内では「互換切り」として話題となっているわけだ。日本人ユーザーのTwitter上での悲喜こもごもな反応はここのサイトにまとめられていた!

minpoke.net

minpoke.net

 

海外でも阿鼻叫喚の様相を呈しており、任天堂公式のTREEHOUSE(増田さんが当該発言をしたイベント)のムービーには、なんと高評価1.6万件に対して、低評価は4.6万件以上も集まっている…

 

Twitter上では「#BringBackTheNationaldex」というハッシュタグで、ガラル図鑑以外のポケモンも実装してほしいとファンの不満が噴出している!

 

 reddit上でも不満爆発…

www.reddit.com

 

増田さんのTwitterアカウントにも批判的なコメントが…

 というかもはや「全部搭載して!」という懇願や…

 

ソード・シールドがリリースされた際はみんなあんなに大喜びだったのに…

www.hollywood7ch.jp

 

ここまでの経緯を簡単にまとめたらこんな感じだ!

 

「なんか知らん間にポケモンが燃えとる…!」となって調べてみたら、思ったよりも大事だったぞ!

ただ、明らかに日本で言われる「互換切り」は言い過ぎ。すべての過去作のポケモンが送れなくなるというわけではなくて、あくまで一部のポケもののみソード・シールド「では」未対応になるという。そして、ソード・シールド未登場のポケモンも今後のポケモンシリーズで登場が約束されている。

 

たしかにガチのレートバトルで使用するポケモンの育成はめちゃくちゃ大変で、レートバトルで活躍した愛着のあるポケモンを新作に連れてくることができないかもしれない…というのはファンにとってはたしかに悲しいところ。もちろん俺も悲しい。丹精込めて育てたハサミ(ハッサム)やポリゴンZを連れてこられないかも…というのはなかなかショックだ…

 

しかし、すでに800種類以上いるポケモンのすべてに毎回対応するというのがいかに大変なことなのが少し考えればわかるはずだ。むしろ、今まですべてのポケモンに対応してきたのがゲームフリーク頭おかしい頑張りすぎというだけなのではなかろうか。

今回「初めて」ポケットモンスターシリーズで一部のポケモンを未対応とするため、大きな話題となってしまったわけだが、その理由はあくまでもポケモンのクオリティを維持するため。別に手を抜いて未対応としているわけでもなんでもなく、今後どこかでこの流れ(一部のポケモンを未対応にしなければいけなくなる)ことは明らか。そのタイミングが今来たというだけで、過去作で登場したポケモンが完全にいなくなるわけではなく、あくまで「一時お休み」というだけ。

 

すべてのポケモンに対応することも可能だろうが、もしそうなればシリーズのリリース間隔はより開くだろう。オメガルビー・アルファサファイア(2014年)、サン・ムーン(2016年)、ウルトラサン・ウルトラムーン(2017年)、レッツゴーピカチュウ&イーブイ(2018年)と比較的短いスパンでリリースされるポケモンシリーズだからこそ、多くのポケモンファンが生まれ、育成も楽しめるのではなかろうか?というか、今後も1、2年スパンで新作が登場するというのなら、それくらい待ってあげてもいいのではなかろうか…?

 

俺も最初は「ほあーっ?!?!」っとショックを受けたものだが、こんなに短いスパンで新作が出てるならまぁ我慢できるか!とも思ったぞ!

もちろん憤るも許すもみんなの勝手だが、せっかくのNintendo Switchでの新作なら、ストレスなしで楽しむ方がよくないか?!

俺はこんなに短い期間で新作を続々リリースしてくれるポケモンに大感謝しながらソード・シールドを待つことにしたぞ!

でも、ハッサム未対応だったら泣く!