日本eスポーツ連合(JeSU)の公式サイト上で、「About License(ライセンスについて)」というページが公開され、これまで度々話題になってきたJeSUのプロライセンスについて、公式な見解が示されたぞ!
具体的にこれまでどんなウワサがあったのかは、以下の記事にまとめられているぞ!
www.hollywood7ch.jp
この記事を公開したあとにもJeSUが物議をかもすことがありました!500万円の大会優勝賞金が10万円に減額されてしまうなどね。本当に…ね…
toyokeizai.net
そんな東京ゲームショウ2019から約3カ月が経過して、ようやく公式の見解ということでプロライセンスについてのページが公開されることに。
それにしてもあまりにも対応が後手になりすぎてる感がするのだけど…
jesu.or.jp
「プロライセンスについて」のページではプロライセンスが必要な理由として、消費者の利益を保護する「景品表示法」の存在が挙げられており、「eスポーツ大会の賞金は、この『景品類』に該当する可能性があり、景品表示法の対象となるおそれがあります」としています。景品表示法の対象となると、大会の賞金に10万円以上の金額を提供できなくなる模様。
なお、景品表示法の対象となるのは大会の主催者が「ゲーム会社」であり「有料販売または課金額が強さに影響する」タイトルの場合であり、「基本プレー無料で」課金額が強さに影響しない」タイトルや、ゲーム会社以外が大会を主催する場合は基本的に景品表示法の対象とはならない模様。
つまりスポンサー主導の大会ならしっかりとした賞金をかけた大会が開催できる…?
また、景品表示法の対象となる大会の主催者が「ゲーム会社」で、大会でプレイされるタイトルが「有料販売または課金額が強さに影響する」の場合であっても、賞金が「仕事の報酬等」として支払われる場合は10万円を超えても問題ない模様。
大会の賞金を「仕事の報酬等」とするには、大会に出演する選手たちが仕事として大会に参加しているという明確な認知が必要であったため、JeSUは公認のプロライセンス制度をスタートさせたと主張しています。

元々ユーザー向けにこれまでの失態を謝罪するという目的でページを公開したわけではないだろうけど、結局あらためて趣旨を説明した以外の何物でもなく、まったくもって判然としないままよね。
おおまかなポイントをねとらぼもまとめてくれてるけど、「で?」っていう。
nlab.itmedia.co.jp
さらに、粘りに粘っていたももち選手も結局JeSUのプロライセンス取得したらしいですね~
ももち選手はプロライセンスを受け取った経緯を報告してはいるものの、その詳細は明かしていないので、結局のところはなぜこれまでの主張を折ってプロライセンスを取得したのかは闇の中。
プロゲーマーとして生計を立てている以上は大会への参加権を取り上げられてしまえばお手上げだし、ライセンス持ちしか参加できない大会が今後増えるだとか、なんとでも想像できるよねぇ…
nlab.itmedia.co.jp