近年増加している「ディープフェイク」に関する話題について。
過去にもブログでディープフェイクについて紹介しているのだけれど、
もう一度わかりやすい記事など発見したので改めて紹介を。
www.hollywood7ch.jp
ディープフェイクとは、ディープラーニング(平たく言えば人工知能(AI)技術)を用いて、動画上の人間の顔をスワップ(交換)してしまうという技術です。
ディープフェイクについては以下の技術者へのインタビュー記事がシンプルにまとめていてわかりやすい。さらに踏み込んだ技術的な話題(GANだとか)についても解説されているが、正直なところ覚えておけばいいのは「AIで動画版アイコラ」が簡単に作成できるようになったという点。
www.sbbit.jp
TVなどでも取り上げられており、以下のように企画の中で芸能人の顔を別の映像と合成したものなんかも作成されている。
www.youtube.com
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アイコラは画像編集ができれば割と簡単に(クオリティはさておき)作成できてしまうのだけれど、動画の編集というのは難しいものでなかなか精巧なものはできなかったところ。
それが、ディープフェイクで誰でも(割と)簡単に作れるようになってしまったというわけ。
まずディープフェイクが話題になったのはエロ方面。
ハリウッド女優などから、日本の女優・アイドルもディープフェイクでAVと合成されまくっており、Pornhubなどのアダルトサイトで簡単にディープフェイク動画を見つけられるそう。
・日本人アイドルも被害に。96%がポルノ動画の「ディープフェイク」政治的な悪用も
恐ろしいのは、顔写真と音声さえあれば顔をすり替えられてしまうという点。有名人なら顔写真や音声データを収集するのも簡単なんでね。
さらに、SNS隆盛の現代なので、TwitterやInstagram、Facebookなどから簡単に顔写真を収集することが可能。さらにムービーもあがっていれば声のデータもゲットということになって、手軽に顔をスワップされてしまうという…恐ろしすぎ…!
エロ目的だけでなく、政治家などがディープフェイクの標的になることも。
www.youtube.com
素人目にはこれが本物のオバマ大統領なのか否かは全然判別不能ですよね…。日本人が日本語を話しているのならまだしも、英語で話されると違和感のようなものも察せない…。
今後、ディープフェイクの普及でこういった偽動画が増えることは確実で、エロ目的だけでなく風説の流布であったりデマの拡散に用いられることも増えるはず。
そうなったときにその動画が本物なのか偽物なのかを判断するのは自分自身なので、今後は情報の真偽を見分ける目であったり知識も必要になってきますね…。
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