PS4すっげ~(小並感)

ソニーが投資家向けに開いた経営方針説明会の中で、
PlayStation部門における詳細な数字を公開しました。
www.sony.co.jp
説明会ではソニーが2018年度の各事業成果を報告しており、
PlayStation部門が属する「ゲーム&ネットワークサービス分野」は、
PS4累計販売台数9680万台、PS Plus会員3640万人とのことです。

※Sony IR Day 2019プレゼンテーション資料より
PS4の累計販売台数が間もなく1億台を突破することだけでなく、
PS4ユーザーの3分の1以上(正確には37.6%)が有料サービスの「PS Plus」会員であるという点には驚きを隠せません。
PS Plusは1ヶ月(514円)、3ヶ月(1337円)、12ヶ月(5143円)なので、
単純計算で2018年に最低でも1872億円の収益を生み出したということになります。
最近のゲームがどれもネットワーク機能を有しており、
PS Plus会員であることが前提のゲームも少なくないという点を踏まえても、
これだけ多くのユーザーを抱えているというのは驚き。
ちなみにNintendo Switchの有料サービスであるNintendo Switch Onlineの会員数は、
2019年2月時点で800万人を突破したことが明らかになっています。
jp.ign.com
任天堂はNintendo Switchのオンラインサービスを有料にすると発表した際、
大きな批判の声を浴びましたがPS Plusの数字を知っていたらそら有料サービスにせざるを得ませんわ。
続いて現状のPlayStationコミュニティについて。

●エンゲージメント
- PlayStation Networkの月間アクティブユーザー数は9400万以上
- 90%を超えるコンソールが過去12ヶ月にネットワーク接続
- FY18(会計年度における2018年度)における「PS4」ユーザーの週平均利用時間は21時間
●利用額
- これまでに購入されたPS4コンソールからの総利用額がFY18に初めて200億ドル(2兆2000億円)を超えた
- コンソールあたりの平均累計支出は700ドル(7万7000円)を超える
- 「PS4」販売初年度(FY13)に購入されたコンソールあたりの平均累計支出は1600ドル(17万6000円)を超える
いや~えげつない!
フォーブスによるとPS4の初年度販売台数は1440万台なので、
PS4の発売年度に購入したユーザーだけでもこれまでに合計230億ドル(2兆5400億円)の支出が見込まれると…!
forbesjapan.com
累計販売台数から考えるとPS4ユーザーの累計支出は677億ドル(7兆4775億円)?!
しかしそうなると「PS4コンソールからの総利用額がFY18に初めて200億ドル」というのがイマイチ謎。
「PS4コンソールからの総利用額」とあるのでダウンロード版の数字とかになるのだろうか。
ワンコインで食べられる吉野家の牛丼を食べた後の身にはつらい数字攻撃だ…!