2020年5月7日に任天堂が2020年3月期の決算説明資料を公開しました。
資料はPDF形式で以下から誰でもチェックできます。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2020/200507_3.pdf
新型コロナウイルス感染症の影響でNintendo Switchの出荷を一時停止するなど、困難もあった任天堂ですが、3月末に発売された「あつまれ どうぶつの森」の売上がとにかく好調!
2019年4月~2020年3月までの売上高は前期比で9%増、営業利益は41.1%増と、とにかく好調です。
1~3月におけるNintendo Switch本体(Nintendo Switch Lite含む)の販売台数は前期比で日本が33%増、北米は20%増、欧州は19%増となっており、新型コロナの感染拡大による巣ごもり需要で売上が伸びていることが如実にわかります。
また、デジタル売上高が前期比で71.8%増となっているので、パンデミックによる外出自粛からのネットでゲームぽちーの流れが売上を大きく支えたであろうことがよくわかります。
「あつまれ どうぶつの森」に至っては、発売からわずか6週間で過去シリーズの生涯累計販売本数を大きく上回る1341万本を売り上げています。ちなみに過去作は発売から6週間の時点で販売本数が500万本にまったく届いていない状態で、その後、コツコツと販売本数を伸ばしていき、生涯累計では1000万本を突破しています。既に1341万本を販売しているあつまれ どうぶつの森がどの程度までこの数字を伸ばすのか興味が尽きないところ。
ちなみに2019年4月~2020年3月の期間で販売本数100万本を超えた任天堂タイトルは18本。そのうち、2019年4月以前に発売されていた作品の数も多く、マリオカート8 デラックス(808万本)やゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(464万本)、スーパーマリオオデッセイ(297万本)、Splatoon 2(143万本)などなど。
Nintendo Switchが売れ続ける限り、これらの作品の売上も伸び続けるんでしょうねぇ…。